夏だ!ブラジルだ!!ということで今回ご紹介するのは「ソフトリー・ブラジリアン・サウンド」。ローリンド・アルメイダのギターとストリングス・アンサンブルをバックに、ジョニー・ソマーズ歌うボサノヴァ中心のソフトリーなブラジリアン・サウンド。今の季節にオススメです。
品番:MZCF-1021
価格:¥2,625(tax incl.)
「ソフトリー・ブラジリアン・サウンド / ジョニー・ソマーズ 」 >>詳細はこちら
森の中で木に寄りかかる、というか横たわるジョニー・ソマーズとその傍らにはギター。葉っぱのかげから覗き見風アングルで捉えたジョニー・ソマーズの物思いにふけるかのような表情が印象的なジャケットであります。
このアルバムというと、寺島さんと、とあるラジオ番組ディレクター氏、
あと「いーはとーぼ」を思い出します。
もう二年以上前のとある日。
寺島さんがとあるラジオ局のディレクターの方を連れてMUZAKにいらっしゃいました。
なんでもそのラジオ局の番組で寺島さんの「レコードレーベル来訪」コーナーようなものがあるそうなのです。
というわけで、MUZAKでも収録が行われました。
で、話の中で出てきたのがジョニー・ソマーズ。
『ソフトリー・・・』のリリースが決定したあたりだったので、その話になったのです。
激しく反応する寺島さんとラジオ氏。
(このラジオ氏は対談の収録作業をしていたのですがいつの間にか話に加わってたのです。)
で、お2人プラスうちの上司の計3人で、このアルバムでは何と言っても『ユー・キャント・ゴー・ホーム・アゲイン』が良いという話でヒジョーに盛り上がってました。
なんというか・・・身をヨジらんばかりの勢いだった気がします。おぼろげな記憶によると。
その様子をみて「なるほど、みんなそんなにその曲が好きなのか」と思ったものです。
ちなみにこのコーナーのオンエアMDを後でもらったのですが、面白かったです。
寺島氏とラジオ氏の「珍道中」風です。
「いーはとーぼ」は下北沢にあります。正式名称は「珈琲音楽いーはとーぼ」らしいということをネットでしりました。名前の通り、良い音楽と珈琲が楽しめるお店です。
数週間前のとある日、「いーはとーぼ」に行きました。
で、ちょうどその時MJQとローリンド・アルメイダが一緒にやってるアルバムがかかってたので、ここでもジョニー・ソマーズの『ユー・キャント・ゴー・ホーム・アゲイン』の話になったのです。
マスターもこの曲が好きだそうです。
「この曲を聴くと胸がきゅーんとする」と完璧に身をヨジっていたマスターの姿が目に焼きついてます。
ううむ。。。みんなこの曲が好きなんですね。
このアルバム、ジャケ裏のライナー情報によるとローリンド・アルメイダにとっても一つのチャレンジ作だったらしいです。なんでも、アレンジャー&ミュージック・ディレクターとして(大きなアンサンブルを用いた)歌手のアルバムを制作するのは初めてのことだったと。
「メディテーション」や「クワイエット・ナイト(コルコヴァード)」、「黒いオルフェ」などのボサノヴァ曲から当時ボサノヴァ風に歌われることは余りなかった(らしいです。当時のライナーによると。)スタンダードの「ザッツ・オール」「一晩中踊れたら」、そして(周囲でも)大人気の「ユー・キャント・ゴー・ホーム・アゲイン」。
個人的にも大好きな一枚です。是非皆様も聴いてみてください。