銀座山野楽器本店さんにて、MUZAK試聴会が開催決定!本店ジャズバイヤー神尾さんとMUZAKがおススメのアルバムや、そのアルバムにまつわるエピソードなどを対談形式でご紹介。5月13日(土)の午後は是非銀座にお越しください^^
日時:'17/05/13(土) 14:00~15:30
会場:銀座山野楽器 本店B1 特設スペース
ディスクガイド人:福井亮司(MUZAK)、神尾孝弥(銀座本店ジャズフロア)
試聴アーティスト:ウォルター・ビショップJr.、アルバート・アイラー、ミリー・ヴァーノン、ジャネット・サイデル、キャロル・ウェルスマン、アン・バートンほか予定。
<備考>観覧自由
1950年代の「MODE」や「Storyville」。60~70年代の「SKYE/GRYPHON」「ENJA」といった名レーベルのリイシュー。 さらには、ジャネット・サイデルやダイアナ・パントンら、現代注目のヴォーカル作などもリリースする「fab。」レーベルを主催するミューザック。プロデューサーの福井亮司氏をお招きして、思い入れの作品、レーベルの苦労話(?)をお聞きします。
※ご予約は必要ございませんが、満席の場合はご案内できない可能性がございます。あらかじめご了承ください。
【お問い合わせ:2Fジャズフロア】
http://www.yamano-music.co.jp/docs/event/index_honten.html#event_0513_1400
昨年7月発売された2枚のアルバム、『ア・デイ・イン・ザ・ライフ』(日本初CD化)と『シングス』(世界初CD化)によって存在を知られるようになったボビイ・ボイル。そのスタイルは当時のポップ・チューンをジャズ・フォーマットで演奏した正にソフト・サウンディング・ジャズの草分けともいえるもの。そして彼女の死後、自宅で放置されていたアナログ・テープがプロのギタリストでもある息子、マイケル・マコーミックによって保管箱の中から取り出された。それは全盛時の輝かしいパフォーマンスを記録したもので全てが未発表という内容だった。本作はそのテープを元にマイケルの協力を得て編集、マスタリングが行われ世界で初めて陽の目をみることになった。おそらくこれは商品化を前提したものではなく、その為、彼女のプリミティブな魅了満載のリラックスしたプレイが堪能出来るボビイ・ボイル入門用としても楽しめる作品。音楽がグローバル化した今、ジャズ・ヴォーカルとソフト・ロックの良質のエッセンスを散りばめたこのアルバムこそジャンルを超えて多くの音楽ファンの耳に届いてほしい。

ノー・ラヴ・ソング / ボビィ・ボイル
MZCF-1347 / 4/21 / Fab. / MUZAK
曲目
1.ノー・ラヴ・ソング
2.フィーリン・グッド
3.メドレー:サムタイム・アイム・ハッピー
~ライフ・イズ・ジャスト・ア・ボウル・オブ・チェ
4.トミーズ・イン・ラヴ
5.チム・チム・チェリー(inst.)
6.晴れた日に永遠が見える
7.ザ・ファースト・オブ・メイ
8.イッツ・ユー・オア・ノーワン
9.ザ・グリーン・リーヴス・オブ・サマー
10.インタールード
11.春の如く
12. マイ・フェイヴァリット・シングス(inst.)
13.レイジー・アフタヌーン
14.ヒアズ・ザット・レイニー・デイ
15.ラック・ビー・ア・レイディ
16.ライト・アズ・ザ・レイン
17.クリケット
18.いそしぎ
19.サイクル(inst.)
メンバー
ボビイ・ボイル(vo,p,vib)
ロン・アンソニー(g)
クリス・クラーク(b)
チャック・ピッチェロ(ds)
ジミー・スチュワート(g)
ビル・プラマー(b)
・・・・他
録音:1966年-1970年