2月24日発売のジャズ批評3月号にて、2011年度のジャズ批評ジャズ・オーディオ・ディスク大賞が発表されました。
ヴォーカル部門ではダイアナ・パントンが『昨日のわたし』で昨年の『ピンク』に引き続きの銀賞を受賞。『フェリシダージ』も7位にランクインし、2年連続の2作品入賞を果たしました。
また、発掘音源部門「ロスト&ファウンド賞」はブロッサム・ディアリーの『スウィート・ブロッサム・ナイト?私とフィル』が受賞をいたしました。
昨年に引き続きで大変嬉しい受賞です。
ディスク大賞関連記事以外にも、お店のジャズご担当、評論家、ジャズ喫茶マスターの方々による「マイ・ベスト・ジャズ・アルバム2011」などジャズファン必読の内容盛りだくさんです。
ぜひジャズ批評3月号読んでみてください。
★ジャズオーディオ・ディスク大賞ヴォーカル部門
昨年に引き続きの銀賞受賞&2作品ランクイン!
銀賞:昨日のわたし / ダイアナ・パントン
7位:フェリシダージ?私が愛したブラジル / ダイアナ・パントン
★ロスト&ファウンド賞
オーストラリアに残された幻のアルバムが奇跡の復刻!
粋なピアノと甘く可憐な歌声、それに寄り添うベースの絶妙な響き、シンプルだが芳醇な香りと味がする、まさに奇跡の復刻というのにふさわしいアルバムである。ブロッサム・ディアリー初渡豪時の1978年に彼女のコンサートに接したあのジャネット・サイデルは、あまりに感激して「ブロッサムのようなジャズ歌手になりたい」と思ったそうだ。そして、もう十分「ブロッサムのように」なっている。ホール・トーンを生かした録音も秀逸(1993年ライブ)、まるでブロッサムが蘇った気分だ。疲れた心に花咲きほこるスウィーツを・・・。ジャズ・ヴォーカル・ファンなら座右に置いておくべき永遠の名盤と言えよう
・・・ジャズ批評3月号より
スウィート・ブロッサム・ナイト / ブロッサム・ディアリー