カナダから届いたフレッシュでノスタルジックな歌声
Radio Canadaの「今注目すべき5人の女性ジャズ・ミュージシャン」にも選ばれたカナダの新星ローラ・アングラード。アニタ・オデイ、シャーリー・ホーン、そしてブロッサム・ディアリーらの面影を持つ正統派ジャズ・シンガーとも言われる彼女がモントリオール出身の実力派ギタリスト・サム・カーマイヤーを迎え敬愛するブロッサムでお馴染みの『シェ・モア』はじめミッシェル・ルグラン、エディット・ピアフ、バルバラ、シャルル・アズナブールなど彼女のルーツであるフランスの偉大な先人達の名曲をカヴァーしたシックでジャジーなフレンチ・ソングブック。NY出身のアコーディオン奏者ベン・ローゼンブルームも2曲で参加。日本盤ボーナス・トラックとして、ジュリー・ロンドンの歌唱でも知られる「あたたかい12月」を収録。
■パーソネル:
ローラ・アングラード vocal
サム・カーマイヤー guitar
ベンジャミン・ローゼンブルーム accordion (track2, 9)
録音:2021年4月/ モントリオール
■トラック・リスト:
1.シェ・モア
2.5月のパリが好き
3.マクサンヌの歌(ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング)
4.残されし恋には(アイ・ウィッシュ・ユー・ラヴ)
5.愛の言葉を永遠に
6.プレシーの庭
7.去りにし君
8.泣かないで
9.ロレッタの店で
10.今朝
11.リラのワルツ(ワンス・アポン・ア・サマータイム)
12.あたたかい12月(bonus track)
ローラ・アングラード: フランス南部の小さな村に生まれ、米国コネティカット州で育ち、カナダのモントリオールを経て現在はトロントを拠点に活動している。両親の影響でジプシー・ジャズとクラシックのバックグランドも持つという独自の素養と、カーメン・マクレエやサラ・ヴォーン、チェット・ベイカーそしてブロッサム・ディアリーが自身のアイドルだというトラディショナルなジャズへの憧憬が絶妙にミックスしたスタイルを特徴としている。 2019年に23歳で本格的デビュー・アルバム『I‘ve Got Just About Everything』をリリースし、その若さからは信じられないほど卓越したスタンダード曲への創造性あふれるアプローチでジャズ・ヴォーカル・ファンから注目を集める。2022年9月からスタートするメロディ・ガルドー全米ツアーのオープニング・アクトにも抜擢された。