FREEDOM Paper Sleeve Collection vol.6
60年代から70年代にかけ、沈滞したジャズ・シーンを震撼させたインディペンデント・レーベルの雄Freedom Records紙ジャケット復刻シリーズ、最後を飾る復刻第6弾は世界初CD化を含むマニア必携のコレクターズ・アイテム4タイトル!
南アフリカ出身のサックス奏者、ドゥドゥ・プクワナのアーシーでグルーヴィーなプレイで人気盤となった踊れるデビュー・アルバム。何と、これまで未収録だった6トラックを完全収録した2枚組でのコンプリート復刻!
ドゥドゥ・プクワナの人気盤にCD1枚分の未発表音源が追加され2枚組で登場!これは大事件だが、まずは既発音源から聴いていこう。冒頭から3曲は、ジャズ、ファンク、ロックを融合したようなノリのいいエレクトリック・サウンドが続く。アラン・ベイツとマイケル・カスクーナという英米2人の共同プロデュースによって時代に沿った音作りとなった。メンバーが異なる4曲目はドゥドゥが初めて参加したグループ「フォー・ヤンクス」のピアニスト兼リーダー、テテ・ムバムビサとドゥドゥ夫人のバーバラ・プクワナに捧げられた作品。辛塩混じりの突き刺すようなアルトソロから大陸的テーマへ移行するブラス・アンサンブルはブラザーフッド・オブ・ブレスの影響が強い。『バード・ライヴス』は彼の原点であるビバップを現代の解釈で甦らせている。バードとはもちろんチャーリー・パーカーのこと。ここで渾身のソロを披露したモンゲジ・フェザは録音の後に急死したためこのアルバムは彼に捧げられた。・・・・・片岡文明(ライナーより)
メンバー:
ドゥドゥ・プクワナ(as)
Track 1-3, 5:
モンゲジ・フェザ(tp)
フランク・ロバーツ(key)
ラッキー・ランコ(g)
アーネスト・モソール(b)
ジェームス・メネ(ds)
ルイ・モホロ(ds, perc)
Track 4:
モンゲジ・フェサ(tp)
エルトン・ディーン(saxcello)
ニック・エヴァンス(tb)
キース・ティペット(p)
ラッキー・ランコ(g)
ヴィクター・エヌトーニ(b)
ルイ・モホロ(ds, perc)
録音:1975年/ロンドン
Disk 1 :
1. ウバキリ
2. ダイヤモンド・エクスプレス
3. マドダナ
4. テテ・アンド・バーブス・イン・マイ・マインド
5.バード・ライヴス
Disk 2 :【オリジナル・アルバム未収録】
1. ヒドゥン・スピリッツ
2. ダッキング・ダークネス
3. DMNT フリーズ
4. ブレッシング・ライト
5.ブルー・ニック
6.ブラック・ホース