FREEDOM Paper Sleeve Collection vol.4
60年代から70年代にかけ、沈滞したジャズ・シーンに新たなる生命を吹き込んだインディペンデント・レーベル,FreedomのUK Polydor原盤による復刻第4弾!
ジャズの伝統を踏まえながらも常に革新に挑み続け2020年12月に惜しくもこの世を去ったピアニスト、スタンリー・カウエルのダウンビート誌国際批評家新人賞を獲得した初リーダー・アルバム!
「ジョー・ザヴィヌル、ウェイン・ショーター、チック・コリアらは60年代を統括して新しい70年代を導いていく知性である。これはもう間違いのないところだが、しかしそういう知性は他にも見出しうるのであって、アート・アンサンブル・オブ・シカゴやハービー・ハンコック、マッコイ・タイナーらの70年代における作業は、それを十分に示唆するものである。そういう幾人かの知性の中でも、とりわけぼくは、スタン・カウエルにひどく期待をかけていた。その期待は今日まで決して裏切られていない。注意深く観察してみれば、彼がいかにすぐれたミュージシャンであるかはもちろん、60年代の後半にデビューしてまもなく、70年代を示唆した【先鋭的なメインストリーマー】として、いかに重要な存在であったかという一端に触れることができるはずである。69年9月25日に吹き込まれたこのアルバムは、カウエル初のリーダー・アルバムであり、彼の高度なジャズ概念と音楽性が充分に示された貴重なアルバムである。」 ・・・・悠雅彦(前回発売時ライナーより)
メンバー:
スタンリー・カウエル(p)
ウッディ・ショウ(tp, maraccas)
タイロン・ワシントン(ts, fl, cl, tb, caraccas)
ボビー・ハッチャーソン(vib)
レジー・ワークマン(b, fender-b)
ジョー・チェンバース(ds)
録音:1969年9月25日/ニューヨーク
曲目:
1,ブリリアント・サークルズ
2.アースリー・ヘヴンズ
3.ブー・アンズ・グランド
4.ボビーズ・チューン
5.ミュージカル・プレイヤーズ※
6.ブリリアント・サークルズ(別テイク)※
※オリジナル未収録曲