メインストリーム系ジャズの宝庫、ブラック・ライオンの豊富なカタログから厳選された名盤が20数年の時を経て待望の復刻!
ジャズ・ヴァイオリンの巨匠、ステファン・グラッペリがフランス・ホット・クラブ・ファイヴを再現した名演集。
伝説のギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトへ捧げられた人気アルバム2枚「ジャンゴの想い出」「ライムハウス・ブルース」をカップリング。
「この作品が録音されたのは1969年6月、ところはパリである。ジャンゴ役になったのはジャズ・ギターの大物バーニー・ケッセルである。申し分ない相手というしかない。このジャンゴに捧げられたアルバムは、ケッセル以外はフランス人のジャンゴ的環境で、ケッセルがジャンゴ色に染まりながら自分の演奏をしたというのが興味深い。ケッセルのオリジナルである表題曲での、心に染み入るようなバラード・プレイ、「ハニー・サックルローズ」における二人の息もつかせぬほどの見事なチェイスなどによって、かねてから名盤との評価を与えられてきた」前回発売時ライナーより
Disc 1:
1, ジャンゴの想い出
2.ハニーサックル・ローズ
3. 言いだしかねて
4. 縁は異なもの
5. モア・ザン・ユー・ノウ
6. そして今は
7. いい娘みつけた
8. イッツ・オンリー・ア・ペイパー・ムーン
Disc 2:
1, ウイングしなけりゃ意味ないね
2.アウト・オブ・ノーホエア
3. 二人でお茶を
4. ライムハウス・ブルース
5. ハウ・ハイ・ザ・ムーン
6. 柳よ泣いておくれ
7.リトル・スター
8.アンディサイデッド
メンバー:
ステファン・グラッペリ(vln)
バーニー・ケッセル(g)
ニニ・ロッソ(g)
マイケル・ザードレイ(b)
ジャン・ルイ・ヴィアル(ds)
録音:1969年/パリ
Black Lion Records:
フォンタナ・ニュー・ジャズ・シリーズや英ポリドールなどで多くの重要作を手掛けてきた英国人プロデューサー、アラン・ベイツによって1971年にロンドンで設立。
当時ヨーロッパに拠点を移していたデクスター・ゴードンやジョニー・グリッフィン、ベン・ウエブスターなどのジャズ・ジャイアントの新録やStoryville,Jazztime/Jazzlineなどマイナーながらも魅力ある歴史的レーベルのカタログを買収、またアルバート・アイラー、オーネット・コールマン、アンソニー・ブラックストン、セシル・テイラー、アート・アンサンブル・オブ・シカゴなど当時の先鋭的なミュージシャン達のカタログを核としたFreedom Recordsを立ち上げ主に70年代を中心に活動した。