メインストリーム系ジャズの宝庫、ブラック・ライオンの豊富なカタログから厳選された名盤が20数年の時を経て待望の復刻!
豪快なブロウとスピーディーなフレーズで多くのファンを魅了したジョニー・グリフィンのワン・ホーン・カルテットによる決定的名盤。未収録だった1曲を追加収録。
嘗て3枚のLPに分散されていた演奏をCD2枚に収めたコンプリート盤!
「グリフィンはこれまでに多くのすぐれたアルバムを残しているが、60年代を代表する名セッションと言えるのが、カフェ・モンマルトルにおける一連のライブ録音である。リズム・セッションにはケニー・ドリュー(p)、ニールス・ペデルセン(b)、アルバート・ヒース(ds)が参加している。今では半ば伝説的ともなったこのセッションの魅力は、グリフィンはもちろんのこと、全員がそれぞれにベストと言える演奏を記録している点だろう。グリフィンのプレイはハード・バップ期の熱っぽさを持ち続けながらも、それに増す円熟さを強く印象ふけている。」前回発売時ライナーより
Disc 1:
1, ザ・マン・アイ・ラヴ
2.ウィー
3. ハッシャ・バイ
4. ソフィスティケイテッド・レデイ-
5. インディアナ
6. リズマニング
7. イグザクトリー・ライク・ユー
8. ブルース・フォー・ハーヴェイ
Disc 2:
1.リーヴ・ミー・アローン・ブルース
2. ユー・リーヴ・ミー・ブレスレス
3. オールド・フォークス
4. オール・ザ・シングス・ユー・アー
5.チュニジアの夜
6.ウィー(別テイク)
7. リズマニング(別テイク)
8.マスカレード・イズ・オーヴァ(bonus track)
メンバー:
デクスター・ゴードン(ts)
ケニー・ドリュー(p)
ニールス・ペデルセン(b)
アルバート・ヒース(ds)
録音:1967年/コペンハーゲン
Black Lion Records:
フォンタナ・ニュー・ジャズ・シリーズや英ポリドールなどで多くの重要作を手掛けてきた英国人プロデューサー、アラン・ベイツによって1971年にロンドンで設立。
当時ヨーロッパに拠点を移していたデクスター・ゴードンやジョニー・グリッフィン、ベン・ウエブスターなどのジャズ・ジャイアントの新録やStoryville,Jazztime/Jazzlineなどマイナーながらも魅力ある歴史的レーベルのカタログを買収、またアルバート・アイラー、オーネット・コールマン、アンソニー・ブラックストン、セシル・テイラー、アート・アンサンブル・オブ・シカゴなど当時の先鋭的なミュージシャン達のカタログを核としたFreedom Recordsを立ち上げ主に70年代を中心に活動した。