スタンダード・ヴォーカルのファースト・レディが歌う20編の愛の物語
●日本先行発売
MZCF-1340 (fab.) ¥2,400(税抜)
ヴォーカル王国カナダのシンガーの中でも人気、実力を兼ね備えたトップ・シンガー&ピアニスト、キャロル・ウェルスマン。オスカー・ピーターソンが絶賛し、ハービー・ハンコックが惚れ込んだキャロル・ウェルスマンのクールでジャジーな歌声とエレガントなピアノ・プレイで紡がれる20のラヴ・ソング。ゲストにサウダージ感溢れる歌声とギターで音楽通を唸らせるブラジリアン・シンガー&ギタリスト、ポリーニョ・ガルシアが参加。
曲目:
1.スカイラーク
2.いそしぎ
3.哀しみのクラウン
4.スマイル
5.イット・ハッド・トゥ・ビー・ユー
6.シェルブールの雨傘
7.優しき伴侶を
8.ティーチ・ミー・トゥナイト
9.枯葉
10.コルコヴァード
11.ダニー・ボーイ
12.遥かなる影
13.イパネマの娘
14.ベサメ・ムーチョ
15.魅せられて
16.黒いオルフェ
17.ジョニー・ギター
18.マイ・フーリッシュ・ハート
19.ある恋の物語
20.マイ・ファニー・ヴァレンタイン
メンバー:
キャロル・ウェルスマン(vo, p) ポリーニョ・ガルシア(g/10.13.14.16.17, vo/16 )
録音:2016年8月/ ロサンゼルス
アルバム発売記念ツアー
キャロル・ウェルスマン(vo,p), ピエール・コテ(g)
10/21(金)甲府コットンクラブ(055-233-0008)
10/22(土)武蔵野スウィングホール(0422-54-2011)
10/23(日) Tokyo TUC (03-3866-8393 /070-5022-8975)
10/24(月)名古屋Johnny (052-931-8900)
10/25(火)大阪ロイヤルホース(06-6312-8958)
10/26(水)高知ALTEC(アルテック) (088-883-4579 /090-1326-6378)
10/28(金)今治はーばりー1Fみなとホール(0898-33-0790)
10/30(日)横浜ファーラウト(045-261-5635)
キャロル・ウェルスマン:カナダのトロント生まれ。祖父はトロント・シンフォニー・オーケストラの創設者、母はピアノの教師、父はサックスやクラリネットを吹くという音楽一家に育つ。高校時代にクラシック・ピアノ、ダブル・ベース、ヴァイオリンを勉強する。ジャズに興味を持ち、1980年にボストンのバークレー音楽院へ入りピアノを専攻、トロントへ戻りドン・トンプソン、デイヴ・ヤング等と共演するようになり、その後、欧州をツアー、フランス、ギリシャ、スペイン、イタリ―を自分のジャズ・ポップ・バンドで廻り、フランス語、イタリア語、スペイン語も堪能な彼女の舞台は、好評を博す。その間、クリスティン・ルグランからヴォイシングを習う。1988年にカナダへ戻り、1994年に初アルバム「ラッキー・トゥ・ビー・ミー」を発表、このアルバムは、JUNO賞[カナダ版グラミー賞]にノミネートされる。1996年に「インクラインド」、1998年に「スイング・レディズ・スイング」を発表した後、2000年にハービー・ハンコックの紹介でロスアンジェルスへ移り2001年にジョージ・ベンソンのアルバムで有名はロニー・フォスターのプロデュ―スで「ホールド・ミー」を発表、2002年には、名門サヴォイと契約「ザ・ランゲ―ジ・オブ・ラヴ」を発表、同アルバムは、ビルボード・チャートの第5位まで昇るヒットとなる。2004年の富士通ジャズ・エリート・コンサートを皮切りにケン・ぺプロウスキ―率いるベニー・グッドマン楽団のツア―等でも来日して日本でもお馴染みとなる。その後、ケン・ぺプロウスキ―との共演盤「メモリーズ・オブ・ユー」[MUZAK]は、2009年度ジャズオーディオ大賞ボーカル部門金賞を受賞しベストセラーとなった。また、彼女が今迄に発表した11枚の中6枚のアルバムがJUNO賞にノミネートされている。
昨年12月にリリースされたルイス・ナッシュ(ds)ルーファス・リード(b)ウォ―レス・ルーニー(tp)等を従えニューヨークで録音した「アローン・トゥゲザー」[MUZAK]は、音楽誌各誌で絶賛された。また昨年末の丸の内“コットン・クラブ"で4日間行われたクリスマス・コンサートも大盛況だった。
ポリーニョ・ガルシア:1948年8月16日、ブラジル・べロ・ホリゾンテ生まれ。9歳の頃から地元のラジオで歌う。10代の頃は、ドラムを叩き、後にベースに転向、ベース奏者、アレンジャー、TVコマーシャルの作曲家としてブラジルのTVで活躍。アメリカのシカゴで活躍していたブラジル出身のドラマーのDedeSampiaoの招きで1979年に渡米、彼のバンド「Made In Brazil」でベース奏者として1991年までプレイする。1991年からギターを主楽器として自己のバンド「Jazzmineiro」を結成、1996年に発表したCDは、アメリカの新聞や音楽誌で高い評価を得る。2008年7月にシカゴ・ミレニアム・パークで行われた彼とジョアン・ドナートのボサ・ノヴァ50周年記念のコンサートには、12,000人もの聴衆が押し寄せた。近年はポーランドのシンガー、グラジーナ・アウグスチクと世界中をツアーしている。日本へもスリー・フォー・ブラジルとして2002年の富士通コンコード・ジャズ・フェステイバル、2004年の富士通ジャズ・エリート・コンサートで来日している。2014年にはグラジーナと共に丸の内コットンクラブに出演し好評を博した。グラジーナとの共演アルバム「ふたりのボサノヴァ~ビートルズ・ノヴァ」、ソロアルバム「ひとり~プレイズ・スタンダード」(共にMUZAK)がある。