文字から音楽が聴こえる、MUZAK BOOKS スタート!
読めば音楽が愛おしくなり、そしてたまらなく聴きたくなる・・・・
伝説の音楽案内人、黒田恭一が残した珠玉のエッセー集。
クラシック、ジャズからポップスまで、黒田恭一氏の引き出しには素敵な音楽がたくさん詰まっていて、彼はそれらを惜しげもなく多くの読者や視聴者に与えてくれた。黒田恭一氏の言葉によって多くの音楽を知り、また、音楽を聴くということの素晴らしさ、楽しさを教えられた人は少なくないことだろう。そんな黒田恭一氏の言葉が新聞や雑誌、あるいはラジオやテレビから消えてから、いささかの時間が経った…。
MUZAK BOOKS の第一弾として刊行する『ぼくだけの音楽 1』は、黒田恭一氏が愛聴した音楽家をめぐるエッセー集。それはピアソラからホロヴィッツまで、ジョアン・ジルベルトからチャールス・ミンガスまで、井上陽水からパブロ・カザルスまで、ジャンルを越え、時代を超えた音楽家たちのポートレートであり、ユ二ークなディスクガイドでもある。しかしこれはなによりも、音楽そのものに触れる喜びを示し、音楽そのものに誘ってくれる、音楽好きのための本なのである。読めば必ず、もっと音楽が好きになる!
黒田恭一 Kyoichi Kuroda
黒田恭一の仕事部屋
1938年、東京・神田生まれ。早稲田大学在学中から雑誌や新聞等で、音楽を中心とした執筆活動を開始。その関心はクラシックからジャズ、ポップスなど音楽全般に広くおよび、また評論活動だけでなく「20世紀の名演奏」(NHK FM)はじめラジオやテレビの音楽番組の構成や解説も数多く手がけた。1999年からは東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールのプロデューサーをつとめた。書かれ、語られたその言葉を通じて、音楽をきくことの楽しみ、喜びを知った多くの人に惜しまれつつ2009年逝去。
目次:
アストル・ピアソラ
エットーレ・パスティアニーニ
アルトゥーロ・トスカニーニ
フリードリッヒ・グルダ
チャールス・ミンガス
パブロ(パウ)・カザルス
クリストフ・エッシェンバッハ
ペギー・リー
ブルーノ・ワルター
ウラディミール・ホロヴィッツマリオ・ブルネロ
チェット・ベイカー
カルロス・マリア・ジュリーニ
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ
ジョアン・ジルベルト
カルロス・クライバー
ルチアーノ・パヴァロッティ
ミハイル・プレトニョフミルバ
ディジー・ガレスピー
フランス・ブリュッヘンと十八世紀オーケストラ