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スプリング・イズ・ヒア～ロブスター・レコーディングス /キャロル・スローン

「ソフィスティケイテッド・レディー」と同時期に伝説のパイオニア・スタジオでダイレクト録音された高音質アルバムに1983年再来日時に同スタジオで制作されたアルバム「サマータイム」を、未CD化だった2曲を追加収録しカップリング。

1977年10月東京、あの日、あの場所で名作は生まれた

「1977年10月、2年半ぶりに来日した≪ニューヨーク・ジャズ・カルテット≫はジョニー・ハートマンとキャロル・スローンというトップクラスのジャズ・ヴォーカリストを伴ってきたが、初来日のキャロル・スローンがこのコンサートの評判の的になった。第1部でNYジャズ・カルテットの演奏が大きくスペースをとり、第2部でキャロル、ハートマンが5曲ずつ歌ったが、彼女の歌に期待して行った人にはたった5曲ではいかにも食い足りない。ハートマンがもう一つ乗らず、前回よりもよくなかっただけにキャロルにもっと歌って欲しいと思ったファンは多かったようだ。そういうファンの失望、欲求不満に応えるかのように彼女は短い滞在中に日本で2枚のアルバムを吹き込んで帰った。」・・・ 野口久光 (オリジナル・ライナーより)

曲目:
1.アイム・グラッド・ゼア・イズ・ユー
2.ゼイ・キャント・テイク・ザット・アウェイ・フロム・ミー
3.ス・ワンダフル
4.バット・ノット・フォー・ミー
5.ハニーサックル・ローズ
6.スプリング・イズ・ヒア
7.アワー・ラヴ・イズ・ヒア・トゥ・ステイ
8.ジャスト・イン・タイム
9・ミッドナイト・サン
10.イッツ・オールライト・ウィズ・ミー
11.ラヴァー・マン
12.ティーチ・ミー・トゥナイト
13.ユード・ビー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ
14.ホエン・アイ・フォール・イン・ラヴ & ボディ・アンド・ソウル
15.サマータイム (初CD化)
16.スワンダフル (初CD化)

パーソネル:
Track 1-7
キャロル・スローン (vocal)
ローランド・ハナ (piano)
ジョージ・ムラーツ (drums)

録音:1977年10月23日 / 東京

Track 8-16
キャロル・スローン (vocal)
吉田賢一 (piano)
成重幸紀 (bass)
野口迪生 (drums)

録音:1983年4月25日 / 東京