若き日のキース・ジャレットに多大なる影響を与えた伝説のピアニスト、ジョン・コーツJr.の代表作が遂にCD化!
ペンシルベニアのジャズ・クラブ“Deer Head Inn”でハウス・ピアニストとして地道な活動をしていた コーツが、SAVOYでのデビュー作から20年振りに、その存在を一躍世界のジャズ・シーンに知らしめたオムニサウンドのファースト作。
「ぼくがジョン・コーツJr.の名を初めて知ったのは、オムニサウンドの第1作「ザ・ジャズ・ピアノ・オブ・ジョン・コーツ」(RJ-7480)が輸入盤で入ってきた3年ほど前で、これは全く突然の出会いともいうべきものだった。レコード店でやけにキース・ジャレットに似た面白いピアノのレコードがありますよといわれて買ったのだが、家に帰って聴いてみてすっかり気に入ってしまった。ハーモニーのセンスが抜群にいいし、メロディック・ラインも個性的だし、リズムの“ノリ"も独特のさわやかな感じがあって、一聴してこれはすごい隠れた才能だと思った。」・・・青木和富(ライナーより抜粋)
曲目:
1.ラヴ・イズ・イナッフ
2.チューンno. 4
3.ア・マイナー・ワルツ
4.ディープ・ストリングス
5.イエスタデイ
6.リトル・ロック・ゲータウェイ
パーソネル:
ジョン・コーツJr. (p)
デウィット・ケイ (b)
グレン・デイウィス (ds)
録音:1974年:ノーザンプトン、コミュニティ・カレッジ/ペンシルバニア