70年代の自由な空気を詰め込んだ、カナダが誇るインディJAZZレーベルP.M.Records、【紙ジャケ+SHM-CD】で究極の復刻!
ポール・デスモンドを夢中にさせたギタリスト、エド・ビッカートのスムージーなつま弾きが夜の静寂にとけ込む・・・
カナダが生んだ、いぶし銀ギタリスト、エド・ビッカートの代表作が発売から37年を経てオリジナル・フォーマットでの初CD化!引退状態にあったポール・デスモンドを再び演奏へと掻き立て、ポールに「88鍵あるピアノでも手こずりそうな音を、彼はどうやって6本の弦であんなに悠々と演奏できるのだろう。」「実際のところ、『ピュア・デスモンド』(ポール晩年の名作。ギターでエドが参加。:CTI)はエドのアルバムだと言える。私はあのアルバムでエドをアメリカのリスナーに紹介したかったんだ。」と言わしめたその魅力をここに凝縮。本作はその『ピュア・デスモンド』と対をなすクワイエットな夜ジャズ名盤。ドン・トンプソンがベーシストとして参加。
「ちょいと見ただけではジャズ・ギタリストに思えないシルエットに、出会いの始めから引っ張られたというファンも少なくない。そんなご諸賢は、アイコニックなプレイとのギャップに嬉し泣きしたとか。なにしろ、ピンでも受けるようになってからの愛器が、フェンダーのテレキャスターだ。――エドはこれ一本に賭けると、深みのある暖色系のサウンドを練り上げ、ジャズ・ギター界のミスター・テリーになった」・・・成田正
曲目:
1. 降っても晴れても
2. ホエア・アー・ユー
3. ホエン・サニー・ゲッツ・ブルー
4. イット・マイト・アズ・ウェル・ビー・スプリング
5.ナンシー・ウィズ・ラッフィング・フェイス
6.黒いオルフェ
メンバー:エド・ビッカート・トリオ (g)
ドン・トンプソン (b)
テリー・クラーク (ds)
録音:1975年6月/ トロント