ヨーロピアン・ジャズ屈指の美しさを持つジャズ・ワルツ,「Old Fisherman’s Daughter」を収録した人気アルバムが、オリジナル・デザインで復刻!
この作品は、ゴイコヴィッチがデビュー以来、一貫して追求してきたビバップ~ハード・バップの精神が、テテ・モントリューという類稀な才能との出会いによって、さらにスケール・アップ、パワー・アップ、相乗効果をもたらした一枚だ。・・・・後藤誠
後に『After Hours』と題されたセカンド・プレスも有名な、ゴイコヴィッチ諸作の中でも人気の高いアルバム。その『After Hours』とは曲順や曲名が異なっていて、本盤では『Blues To Line』という楽曲は、スライド・ハンプトンがフランスに残した名盤『Fabulous 』に収録されていた『Last Minutes Blues』のカヴァーだ。ここでは、よりハキハキとしたハード・バップ・スタイルでプレイしている。本盤のハイライトとも言えるのが、ゴイコヴィッチ自身が幾度も吹き込んでいるヨーロピアン・ジャズの中でも屈指の美しさを持つワルツ『Old Fisherman’s Daughter』の再演だ。よどみないモントリューらしいプレイが光るヴァージョン。―小川充監修「HARD BOP & MODE」より
曲目:
1.テン・トゥー・ツー・ブルース
2.リメンバー・ゾーズ・デイズ
3.オールド・フィッシャーマンズ・ドーター
4.アイ・ラヴ・ユー
5.ア・チャイルド・イズ・ボーン
6.ラスト・ミニット・ブルース
パーソネル:
ダスコ・ゴイコヴィッチ (tp)
テテ・モントリュー (p)
ロブ・ランゲイス (b)
ジョー・ナイ (ds)
録音:1971年 / スペイン