ジャズとタンゴの幸せな出会い
パグロ・シーグレルとの共演作「タンゴ・ヌーヴォー」で一躍脚光を浴びたギタリスト、キケ・シネシと今は亡き名アルト奏者、チャーリー・マリアーノとのデュオによるタンゴ・オリエンテッド・ジャズの決定盤!
「魂を解き放つスピリチュアルなアルト・サックスの音と、深い陰影を揺らめかせるギターの弦の響き。ジャズと南米音楽がゆるやかに交わる空間で、二人の音楽家はイマジネイションを自由に膨らませて静かに音を重ねあう。この作品は、ジャズ・サックス奏者のチャーリー・マリアーノと、アルゼンチンのギタリスト、キケ・シネシによる、対話であり、共鳴であり、邂逅である。~キケからマリアーノへオマージュを捧げた「チャーリーのタンゴ」から、マリアーノが書いた最終曲の「Gone」への架け橋も何度聴いても心が震える。静謐な輝きをもったフルートの音色にギターがやさしく寄り添い柔らかな光を生むさまは、神々しい美しさを感じてしまう。」
・・・・・山本勇樹
曲目:
1.ベルリン・タンゴ パート1
2.ベルリン・タンゴ パート2
3.ベルリン・タンゴ パート3
4.ベルリン・タンゴ パート4
5.ザ・レイディ
6.ファルセアンド
7.微風
8.雨の午後、ケルン
9.アルタ・パス
10.イフ・オンリー
11.チャーリーのタンゴ
12.ゴーン
パーソネル:
チャーリー・マリアーノ (as, fl)
キケ・シネシ (g)
録音:2000年 / ドイツ