ピアノ・トリオ三昧
心震わす美メロ・ワルツ「ソノーラ」をフィーチャーした人気盤が、遂にオリジナル・デザイン&フォーマットで世界初CD化!
我が国のジャズ・ファンから最も愛されたピアニスト、"ウマさん"ことハンプトン・ホウズが1968年早春のパリに残した貴重なセッション。まず何と言ってもホウズのオリジナルでエヴァンスの「ワルツ・フォー・デビー」と並び称されるワルツの名曲「ソノーラ」。名手ジミー・ウッディのベースとアート・テイラーのドラムを従えミディアム・テンポで奏でられるこのロマンティックなヴァージョンは正に不朽の名演といってもいいだろう。
やはりホウズのオリジナルで親しみやすいメロディーが印象的なアルバム・タイトル曲「スパニッシュ・ステップス」。ディープなブルース・フィーリング溢れる「ブラック・フォレスト」、エヴァンスの名演で知られるスタンダード「マイ・ロマンス」での慈しみに満ちた演奏。そしてオリジナル・アルバムには未収録だったコルトレーンとジョニー・ハートマンのヴァージョンで有名な「ゼイ・セイ・イッツ・ワンダフル」の無伴奏ソロの端正なプレイ、この録音の2年前に亡くなったバド・パウエルへ捧げられた「ブルース・フォー・バッド」のスインギーなタッチなど、聴き所満載のピアノ・トリオの裏名盤がオリジナルLPに基づいた曲順&ジャケットで初めて復刻!オーディオ・ファンにも嬉しいHQCD仕様。
●オリジナルLPデザイン紙ジャケット仕様
●話題の高音質CD"HQCD"
●ジャケット写真はコルトレーンはじめ多くの名ショットを残した女性ジャズ・フォトグラファー、ヴァレリー・ウィルマー