昨日、DVDレンタルが200円だったので「五線譜のラブレター」を借りました。コール・ポーター物語です。
原題、「Delovely」。ジャネットのアルバムと一緒です。
時期はかぶってないはずなのですが・・・・。
で、これがなかなか非常に面白かった。
コールじいさまがなぜか劇場にいて自分の半生をミュージカルを見るような感じで見ている、っていう設定のようです。途中見たくない過去があっても謎のじいさまが「君に選択肢はないんだ」とかいって無理やり話をすすめてしまうんですね。つらいな?。
で、話は若かりしコールがリンダ(妻)と出会うところから始まります。
ストーリー半ばまでミュージカル仕立ての映画だってことに気が付きませんでした。いきなりコールが歌いだしたり踊りだしたりするんですが、「作曲家だし、こういうこともするのかもなあ?」と。MGMスタジオのシーンで、「いくら作曲家でもこれはないだろう」と目が覚めました。
もちろんのことですが、全編コール・ポーターの曲が満載です。非常にいいです。今日は朝からジャネットのアルバム聴きました。なんだか聴きたくなるのです。
コール・ポーターは同性愛者だったようですが、この映画の肝はそこにはあらず、だと思います。妻リンダは妻としてはひじょーにいい女性だったようだし、コールの「多様な趣味」にも理解を示していたようなんですが、きっと孤独だったんでしょうねえ。。でも男性側の立場から見たらコールの行動も理解できるのではなかろーかと。これみて「ブロークバック・マウンテン」のとある映画評を思い出しました。その映画の主人公男子2人も釣りだかなんだかと称して山でデートを重ねるんですが、その評者曰く「たとえ本当に釣りだったとしても妻は一人置いてけぼりにされて、いそいそと出かけてく夫を見るのが嫌だったろう」と。うーむ、そういう感じなんでしょうね。「五線譜のラブレター」ではプールの場面です。ハリウッドの売れっ子になったコールが大邸宅のプールで男子を集めてパーティーのようなことをしてるんですよ。で、そこで友人愛人に囲まれつつゴキゲンな調子で作曲してる、と。リンダは外出から戻ってきてコールに会いに行くんですが、その情景を見て戻っていってしまうんです。確かに立ち入れないだろうなあ。
多分男子と女子でけっこー見方が変わる映画なんではないでしょうか。
とりあえず、オススメです。